食パンを一斤買って食べきれず、気がつけばカビが生えていたなんて経験はありませんか?
もっと早く冷凍しておけばよかったと後悔した人も多いはず。
そこで今回は、食パンの冷凍保存の方法や冷凍保存できる日持ちの目安、美味しく食べられる解凍方法をご紹介します。
食パンを冷凍保存する方法
食パンを冷凍保存するとき、食パンの袋ごと冷凍しますか?それとも食パンの袋を開けて1枚ずつラップやアルミホイルで包んでから冷凍してますか?
買ってきた食パンをそのまま冷凍するとパサパサになりそう・・・
1枚ずつラップやアルミホイルで包むと乾燥は防げそう、でも面倒だしラップやアルミホイルがもったいないという意見も。
そこで食パンを冷凍保存する方法を「袋のまま」「ラップで包む」「アルミホイルで包む」の順にみてみましょう。
袋のまま冷凍保存
手間をかけずに冷凍保存したい人
ラップやホイルなど消耗品を節約したい人
味へのこだわりより長持ちさせることを優先したい人
食パンの冷凍保存は、一枚ずつラップで包んで保存袋に入れて冷凍庫に入れるのが一般的とされています。
実は食パンの冷凍保存は、買ってきた袋ごと冷凍室に入れて冷凍保存できるんです。
食パンを買ってきた袋のまま冷凍庫に入て保存できたら、袋を開けて一枚ずつ包む手間がなくなり、ラップを節約できますよね。
保存方法は簡単!
そのまま冷凍庫に入れるだけ。
食パンを買ってきた袋ごと冷凍するときの注意点
食パンを冷凍する方法で最も簡単な「買ってきた袋ごと冷凍室に入れる」方法ですが、注意しておきたいポイントを確認しておきましょう。
食パンを一枚ずつ包んで冷凍するのと違い、袋ごと冷凍すると凍った時に食パン同士がくっついてしまう場合があります。
なぜなら袋の中の水分が凍ってしまうからです。
冷凍するときは袋の中の食パンに隙間を作るようにして(上の写真のように)冷凍庫に入れておくと、食パン同士がくっつのを防げます。
一度くっついてしまった食パンは、解凍してもきれいに外れない場合があります。
どちらかのパンに穴が開いてしまうことが多く、パン切り包丁で切り離さなければいけません。
食パンは買ってきた袋ごと冷凍するのが楽ですが、食パンの袋の中で水分が凍って食パン同士がくっついてしまう場合もあります。
薄くスライスした食パンではなく、4枚切り~8枚切りがおすすめです。
サンドイッチ用など、薄くスライスされた食パンは、1枚の厚みが薄いのと耳がカットされているため、袋ごと冷凍すると、解凍した時に型崩れしてしまう可能性があります。
食パンを袋ごと冷凍保存する場合は、お店で売っているときと同じ置き方で冷凍室に入れましょう。
ラップで包む
食パンを冷凍保存するといえば、ラップで包んで保存する方法が一般的に知られています。
食パンを1枚ずつラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。
これで水分を逃さず、冷凍庫の匂い移りも防げます。
そこでラップで包んで冷凍保存するメリット、デメリットをみてみましょう。
美味しく食べるためには、手間を惜しまない人
買ってきたときのような風味や味わい長持ちさせたい人
自然解凍だけで食べたい人
食パンをラップに包んで冷凍保存しておくと、自然解凍しても買ってきたときのような風味が楽しめます。
食パンをラップで包みジッパー付きの保存袋に入れて冷凍しておくと、水分を逃さないので自然解凍するだけで、トーストはもちろん、そのままでも美味しく食べられます。
使ったラップは野菜やフルーツ、残ったおかずの保存に再利用しましょう。
アルミホイルで包む
食パンを冷凍する方法の中で意外に知られていないのが、アルミホイルで包んで保存。
アルミホイルは熱が伝わりやすく、早く冷凍したい場合におすすめです。
ラップと同じく密封効果にも優れているので、自然解凍でそのまま食べてもトーストしても◎
電子レンジで解凍する場合は、必ずアルミホイルを外してラップや耐熱容器に入れてくださいね。
アルミホイルをつけたままレンジでチンするとパチパチ火花が出るので。
使い終わったアルミホイルは、お弁当のカップやホイル焼きに再利用しましょう。
保存袋
食パンを一枚ずつ、直接ジッパー付き保存袋に入れて冷凍する方法もあります。
ジッパー付き保存袋に食パン1枚を入れて、空気を抜いてからジッパーを閉じて冷凍庫へ。
先にご紹介したラップやアルミホイルで包んで冷凍する場合も、最後に保存袋に入れて冷凍しておくと冷凍室の匂い移りや冷凍焼けのリスクを軽減できます。
ラップやアルミホイルで包んで冷凍するのが面倒な人は、パン専用の冷凍保存袋がおすすめです。
一般的なジッパー付き保存袋と違い、アルミを使った三層構造で冷凍室独特の匂い移りや乾燥を防いでくれます。
何度でも繰り返して使えるので、ラップやアルミホイルで包むのか面倒な人は、使ってみてはいかがでしょうか。
調理して冷凍保存
食パンを冷凍するには、買ってきた食パンの袋ごと冷凍庫に入れて保存やラップやアルミホイルで包む、食パン専用の保存袋を使うなどの方法があります。
食パンだけを冷凍する方法もありますが、ピザトーストのように具材を乗せて冷凍しておくと、焼くだけで総菜パンのように食べられます。
ひじきの煮物やきんぴらごぼうの残りにチーズをかけて冷凍しておくと、普段は煮物を食べない子供たちもパクパク食べてくれますよ。
食パンを下準備して冷凍しておく方法は、総菜系だけでなく食パンに牛乳、玉子、砂糖を混ぜた液に浸してフレンチトースト用として冷凍保存できます。
フライパンで焼くだけで朝食やおやつとして重宝しますよ。
食パンの冷凍保存、日持ちの目安は?
食パンを冷凍保存すると、常温や冷蔵庫で保存するより長持ちすることはわかりますが、どれくらい日持ちするものなのでしょうか?
早いうちに食べるに越したことはありませんが、遅くとも1カ月を目安に食べきりましょう。
食パンに限らず冷凍保存は、冷凍焼けや冷凍庫の匂いが移るなど、品質の劣化がつきものです。
冷凍焼けした食パンは水分が飛んでしまいパサパサ、冷凍庫の匂いが鼻についてしまうと美味しくないですよね。
食パンが余ってしまったら、クルトンやパン粉にして保存しておくのもおすすめです。
冷凍食パンの解凍方法
食パンの冷凍保存の方法をご紹介してきましたが、解凍しないと食べられませんよね。
そこで冷凍方法に続いて解凍方法もみておきましょう。
最も簡単な食べ方は、凍った食パンをオーブントースターに入れてトーストに。
ただし、4枚切りのような分厚い食パンは、トーストしただけでは中が凍っている場合があります。
冷凍した食パンを直接トースターで焼く場合は、6枚切りくらいの厚さなら中まで解凍されます。
ラップで包んで冷凍保存した食パンは、電子レンジの解凍機能や低いワット数で30秒ほどチンしてからオーブントースターへ。
外はカリッと香ばしく中はしっとりしたトーストが味わえます。
ピザトーストやフレンチトーストなど、下準備をした冷凍食パンは、電子レンジで解凍してから焼きましょう。
直接焼いてしまうと具材への火の通りに時間がかかる上、長時間焼くことで食パンが焦げてしまいます。
冷凍食パンの解凍は、食パンの厚さや冷凍したときの方法ごとに違います。
食パンを冷凍保存するメリットデメリット
食パンを冷凍しておくと、朝食や小腹が空いたとき、ご飯が足りないときにも重宝しますよね。
具材を乗せて冷凍しておくと、総菜パンに。
牛乳を浸しておくとおやつや離乳食にもアレンジできます。
そんなメリットいっぱいの冷凍食パンですが、デメリットもチェックしておきましょう。
食パン一斤を冷凍保存する場合、冷凍庫のスペースが必要になります。
安いからと二斤三斤と、まとめ買いすると冷蔵庫に入りきらないなんてことも。
長期間の保存により冷凍焼けや冷凍庫の臭いが移るなど、劣化の原因にもなります。
市販の食パンは冷凍保存用に作られたものではありません。
買ってきた2~3日以内には食べきるのが理想です。
最近は冷凍で届けられるパンやパン生地が多く出回っています。
冷凍食パンを焼き立てや買ってきたときのような状態で食べたい場合は、冷凍で届けてもらえる通販サイトを利用してみてはいかがでしょうか?
食パンを冷凍保存するには?日持ちの目安や美味しく食べる解凍方法もまとめ
今回は食パンを冷凍保存する方法をご紹介してきました。
食パンを冷凍保存しておくと朝食はもちろん、スナックとして、スイーツ、おつまみなどアレンジが無限大。
しかも約1カ月程度保存ができます。
食パンを冷凍保存したい方は参考にしてみてくださいね。
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