安い食パンと高い食パン何が違う?|材料だけじゃない3つの差とは?

数年前より高級食パンブームとなり、生食パンに注目が集まり始めました。

「食パン=安い」の概念がなくなりましたよね。

高級食パンは厳選された材料が使われていることは、言うまでもありません。

とはいえ安い食パンと高い食パンの違いは材料だけではありません。

500円以上もする食パンなんてありえない!と思っている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、安い食パンと高い食パンは何が違うのか?材料だけじゃない3つの差をテーマにお届けします。

目次

安い食パンと高い食パンは何が違う?

安い食パンと高い食パンを比較するにあたり、それぞれの種類と特徴をご紹介しておきましょう。

安い食パンは一斤100円以下でも購入でき、高い食パンは1000円近くするものがあります。

コンビニでも100円台の食パンもあれば300円台の食パンなど様々ですよね。

まずは安い食パンと高い食パンの種類を分けて違いを見てみましょう。

安い食パンの種類

安い食パンの種類はスーパーのパンコーナーで購入できる食パン。

一斤単位で4枚切りから8枚切り、サンドイッチ用など最初からスライスされて袋に入っていますよね。

スーパーのパンコーナーに行くと、お馴染みのパンメーカーの食パンやオリジナルブランドの食パンなど、100円~300円程度のお手頃価格で購入できます。

元々スライスして袋に入っているので食パンを切る手間が省け、常備しておくと朝食やおやつに重宝しますよね。

高い食パンの種類

高い食パンの種類は近年話題になっている高級食パン。

「生食パン」という名称で、一時はお店の前に行列ができるほど人気になりましたよね。

まるでケーキのようなおしゃれなボックスに入り、食パンには焼き印が押されています。

高級生食パンの発祥といわれている「乃が美」の食パンはレギュラーサイズで972円(税込み)

「乃が美」の高級食パンのヒットに続き「嵜本」「に志かわ」など常備食だった食パンが一気に高級な主食になりましたよね。

食パンの材料

安い食パンと高い食パンは値段に違いがあるとはいえ、食パンには変わりはありません。

食パンとは四角い箱に入れて焼いたパンのこと。

基本の材料は、強力粉、砂糖、塩、スキムミルク、イースト。

高級食パンはしっとり、甘くておいしいと人気になりました。

生クリームやハチミツなど、お店独自の材料を追加してトーストしなくてもそのまま食べてもおいしいと話題になりましたよね。

安い食パンと高い食パンの違い3つの差とは?

安い食パンと高い食パンも基本の材料は同じです。

ただ、高い食パンには厳選された材料にハチミツや生クリームなどをプラスして独自の味を生み出しています。

材料の違いだけで、安い食パンと高い食パンに倍近くの値段の差が出るでしょうか?

そこで安い食パンと高い食パンの違いを材料以外の観点から見てみましょう。

製造方法

安い食パンは大きな工場で大量生産されています。

ほとんどの工程がオートメーション化されており、一日に膨大な数の食パンが作られています。

大量生産をするにはたくさんの材料が必要です。

材料を大量に購入するとまとめ買いと同じく、同じ材料でも若干割安で仕入れができます。

スーパーで2個3個まとめて買うとお得になるのと同じです。

安くで仕入れられる材料をオートメーションで大量生産すると、たくさん販売できます。

安い食パンは安い材料で作られているというよりは、大量生産でうまくコストダウンができているといえます。

一方、高い食パンは手作業の部分が多いため製造工程にかかる人件費も加味されています。

高級食パン店や焼き立てのパン屋さんに行くと、パンを焼いている職人さんの姿が見れますよね。

高い食パンは製造できる数が少ないため、安い食パンのように大量に材料が仕入れられず材料が割高になることも。

さらに厳選された材料や、高級食パン店ならではのハチミツや生クリームなど、こだわりの材料も考えられます。

販売方法

安い食パンと高い食パンは販売方法にも違いがあります。

安い食パンは、スーパーのパンコーナーに並べられ食料品と一緒にレジで精算しますよね。

食パンを販売するための人件費は不要。

自社のお店の家賃もかかりません。

スーパーに納品しているので、その分の家賃は必要ですが。

とはいえ人件費よりは安いですよね。

一方、高い食パンは自社店舗を構え、対面販売されています。

営業時間中、無人にするわけにはいきません。

近年は最低賃金が上がり、アルバイトを雇うにも1時間1000円以上支払わなければなりません。

食パン店に限らずホームセンターや家電量販店なども、店員さんが少なくなりましたよね。

高級食パンが高い理由は、人件費も大きく影響しているといえるでしょう。

パッケージ

安い食パンと高い食パンは、食パンを入れるパッケージにも違いがあります。

安い食パンは大量生産されているため、食パンを入れる袋も大量に生産できます。

製パン会社ごとにロゴや材料、賞味期限など必要事項が記載されてたビニール袋に食パンが入っています。

時々「パッケージがリニューアルしました!」なんて発表されていますが。。。

お世辞にもパケ買いするほど魅力的ではありませんよね。

一方、高い食パンはオリジナルの紙箱の中に入れられています。

箱を持っているだけで宣伝効果バツグン!

高い食パンはパッケージにかかるコストも安い食パンと比べるて割高なのは一目瞭然。

安い食パンと高い食パンは、食パンが入っているパッケージにも違いがあるのですね。

安い食パンと高い食パンの違いまとめ

今回は安い食パンと高い食パンの違いをご紹介してきました。

安い食パンは大量生産することで材料のコストを下げ、スーパーで販売することで店舗を構えるための家賃もかかりません。

一方、高い食パンは、パン職人が手作りでパン生地から作り上げています。

独自の店舗を構え、対面販売しているため家賃や人件費がかかってきます。

安い食パンと高い食パンの違いは、単に使用している材料の違いだけでなく、店舗のレイアウトや食パンのパッケージなど、こだわりの違いも値段の差になっているのでしょうね。

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