食パンを焼きたいけれどトースターがないから、トーストが食べられないと諦めていませんか?
昭和の時代、食パンはポップアップトースターで焼くのがおしゃれな朝食でした。
近年はトーストだけでなく、様々な具材を乗せて焼けるオーブントースターが主流になっています。
トースターがなければトーストは食べられない?
いえいえフライパンでもトーストは作れます。
トースターを持っていないけど食パンを焼きたいなあ
簡単に作れるレシピがあるといいなあ
こんなお悩みを解決します。
簡単!フライパンで作る食パンレシピをご紹介
市販の食パンを家でトーストすると、香ばしい香りやサクッとした食感で食欲をそそりますよね。
トーストはトースターで作るのが一般的ですが、フライパンで焼くと中はしっとり、外はカリッと焼き上がります。
フライパンに蓋をして蒸し焼きにできるので、玉子やチーズを乗せて焼くととろ~りと、とろけるようなトーストに。
フライパンを使うとトーストを焼きながら、ベーコンや野菜を同時に作れます。
そんな便利なフライパンを使った簡単なレシピをご紹介しましょう。
1.バタートースト
バタートーストは食パンをトースターで焼いてバター塗りますよね。
トーストにバターを塗ると、バターが溶けなくてトーストに穴が空いたり、バターが均等に塗れない経験はありませんか?。
バタートーストはフライパンを使うと、食パンがしっとりトーストされてバターが溶けないという問題もありません。
トーストした食パンにバターがジュワ~と染み込み、風味豊かなバタートーストが味わえます。
<材料>
食パン
バター
食パンに縦横に切り目を入れ、弱火で温めたフライパンに食パンを入れます。
両面が焼けたら食パンの上にバター1かけを乗せ、余熱でバターが溶けたら出来上がり。
食パンに切り込みが入っているので、バターがジュワ~っと染み込んで風味が豊か。
手でちぎって食べられるので小さなお子様も食べやすいですよ。
食パンとバターだけのシンプルなトーストは、サラダやスープそ添えて朝食に、パスタと一緒にランチに、カレーに添えるとナンの代わりになど、様々なバリエーションが楽しめます。
2.フレンチトースト
フレンチトーストは少し硬くなった食パンのリメイクにおすすめのレシピです。
牛乳、玉子、砂糖を混ぜて食パンを投入。
硬くなってしまった食パンの場合は前日の夜から漬け込んで翌朝フライパンで焼くと、スフレのようにふんわりと焼き上がりますよ。
<材料>
食パン
牛乳、玉子、砂糖
バター
ボウルに牛乳を注ぎ、玉子、砂糖を入れて混ぜ合わせます。
玉子や砂糖の塊りをほぐすようにホイッパーで丁寧に混ぜ合わせてください。
そこへ食パンを浸します。
食パンは1枚そのままでも、一口大にカットしてもお好みで。
食パン全体に玉子液がからまるように浸します。
食パンが玉子液を吸ったら焼き始めます。
フライパンにバターを入れ、バターが溶けたら玉子液に浸しておいた食パンを入れます。
焼くときは常に弱火で。
早く焼きたいからと強火にすると外は焦げるのに、中は生になってしまいますよ。
3.ハムチーズトースト
ハムチーズトーストは食パンにハムとチーズを乗せて焼くとオープンサンドに、食パンに挟んで焼くとホットサンドになります。
フライパンでトーストすると外はカリッ、中はとろりとチーズがとろけます。
サンドイッチは面倒でもプライパンで焼くだけのホットサンドなら簡単にサンドイッチが楽しめますよ。
<材料>
食パン
ハム
チーズ
食パンにハムとチーズを乗せてプライパンで焼くだけ。
ハムもチーズもスライスしてあるタイプを使うと、包丁もまな板も不要。
忙しい朝のスピードメニュー。
4.サラダトースト
カフェのようにおしゃれなメニューのサラダトースト
一皿で野菜とパンを同時に食べられるので、栄養バランスもバッチリ。
夏はトマトやキュウリ、コーンなど、冬は水菜や大根など季節の野菜を取り入れてみてくださいね。
<材料>
食パン
サニーレタスやレタスなど葉物野菜
トマトやラディッシュなど色の濃い野菜
一口サイズに切った食パンをフライパンで焼く。
カリッと焼き上げたい場合は蓋なしでフライパンの上を転がすように焼きます。
ふんわりとした食感を残したい場合はフライパンに蓋をして弱火でじっくり焼きましょう。
お好みでバターやオリーブオイルを絡めてください。
ボウルにレタスやトマトなどお好みの野菜を一口サイズに揃えて混ぜ合わせておきます。
葉物野菜(レタス、サニーレタスなど)は包丁で切らずに手でちぎりましょう。
手でちぎった方がドレッシングが絡みやすいだけでなく、金属製の包丁で葉物野菜を切ると、切り口が茶色くなってしまいますからです。
ボウルで混ぜあわせた野菜サラダを器に盛り、フライパンで焼いた一口サイズのトーストを全体に散らして完成!
簡単なのにカフェのようにおしゃれ。
朝食にもランチにもおすすめです。
5.シナモンロール
食パンの耳を使ったシナモンロール。
サンドイッチを作ると食パンの耳が残りますよね。
食パンの耳はそのままでは硬いですが、フレンチトーストのように牛乳と玉子を混ぜた液に漬けてから焼くと、スフレのように柔らかくなります。
アルミカップに入れてフライパンで焼くと、まるでシナモンロール。
<材料>
食パン
牛乳・玉子・砂糖
シナモンシュガー
レーズン(お好みで)
アルミカップ
①食パンの耳は2㎝にカットし牛乳、玉子、砂糖を混ぜあわせた液に漬けておきます。
②レーズンはお湯で戻しておく。
③アルミカップに①のパンを積み重ねるように入れ、シナモンシュガーを振り湯戻ししたレーズンを置く
④フライパンに③を入れて弱火で焼く。
食パンを浸して置いた液に砂糖が入っているので、焦げないように弱火でじっくり焼いてくださいね。
6.ピザトースト
食パンレシピの定番、ピザトースト。
ピザソースとチーズがあれば冷蔵庫の残り野菜を乗せてフライパンで焼くだけ。
フライパンで焼くとトースターのように上から火が入らないので、蓋をして蒸し焼きに。
<材料>
食パン
ピザソース
とろけるチーズ
玉ねぎ・ピーマンなどお好みの野菜
ベーコン又はウインナー
食パンに市販のピザソースをぬり、ピザ用チーズ、玉ねぎのみじん切り又はスライス、ベーコン、ピーマンを乗せてフライパンへ。
中火~強火で焼く場合は食パンの下にアルミホイルを敷いておくと焦げるのを防げます。
弱火でじっくり焼くとふんわりと柔らかいピザトーストに。
トッピングはシメジやナスなど冷蔵庫の残り野菜でもアレンジも。
写真のピザトーストは、食パン1斤をまとめてピザトーストにしました。
ピザソースが足りなくなるとケチャップで代用。
ラップに包んで冷凍しておくと、冷凍室から取り出して焼くだけで食べられますよ。
7.巣ごもり玉子トースト
朝食の定番、食パンと玉子。
忙しい朝にトースターで食パンを焼き、フライパンで目玉焼きを作ってお皿に盛り付けると時間がかかりますよね。
巣ごもりトーストは食パンの上に玉子を割ってフライパンで焼くだけ。
トーストと半熟の目玉焼きが同時に完成!
<材料>
食パン
玉子
塩コショー
フライパンに食パンを置き、食パンの中央部を手で軽く押さえてくぼみを作る。
食パンのくぼんだ部分に玉子を割り入れ塩コショーを振る
フライパンに蓋をして、弱火~中火程度の火力で焼く
蓋をして焼くと玉子の黄身の上にうっすらと白身がかかったように焼き上がります。
お好みでチーズやハムを乗せたりケチャップで味変もおすすめです。
8.カレートースト
前日の残りのカレーやレトルトカレーで簡単に作れるカレートースト。
カレーにナンをつけて食べるように、食パンとカレーも相性バツグン!
ランチにも満足できる一品です。
<材料>
食パン
カレー
フライパンに食パンを置き食パンの中央部を押さえてくぼみを作る
くぼみにカレーを入れる
お好みでチーズをトッピングすると、カレーがまろやかになります。
フライパンに蓋をして、弱火~中火程度の火力で焼く
カレーは冷えていると固まっていますが、温度が上がるとカレーに含まれる油分が溶けて柔らかくなるので、食パンに乗せるときは少な目に。
9.コーンマヨトースト
コーンとマヨネーズの組み合わせは、総菜パンでも人気ですよね。
コーンマヨというスプレッドも販売されているほど。
冷凍コーンや缶詰のコーンがあれば、食パンで総菜パンのような味が再現できます。
<材料>
食パン
コーン(冷凍または缶詰)
マヨネーズ
フライパンに食パンを置きマヨネーズの上にコーンを散らす
フライパンに蓋をして、弱火~中火程度の火力で焼く
最後に乾燥パセリを乗せると彩りよくなります。
お好みでハムや玉ねぎのみじん切りをプラスすると、食パンがお惣菜パンに!
10.きんぴらごうぼうトースト
小鉢の定番、きんぴらごぼう。
ごはんと相性がいいきんぴらごぼうですが、食パンとも相性バツグン!
煮物が苦手な子供たちも食パンに乗せて焼くと喜んで食べるという声も。
<材料>
食パン
きんぴらごうぼう
マヨネーズ
フライパンに食パンを置ききんぴらごぼうの上からマヨネーズを渦巻き状に絞る
フライパンに蓋をして、弱火~中火程度の火力で焼いて完成!
和惣菜を使った食パンのレシピは、きんぴらごぼうの代わりにひじきの煮物もおすすめです。
野菜不足になりがちな朝食も、きんぴらごぼうを乗せてトーストにすると食パンと根菜が同時に摂れますね。
フライパンで作るトーストのメリット・デメリット
「トースターを持っていないとトーストが食べられない」と考えがちですが、フライパンがあればトーストは作れます。
冷蔵や冷凍保存していた食パンは、トースターで焼くと外はカリッと焼き上がりますが、中はパサパサなことも。
フライパンを代用するメリット
その点フライパンで食パンを焼くと、外はカリッ、中はしっとりとした食感になります。
弱火で熱したフライパンに食パンを入れ、蓋をして焼くことで食パンの水分を閉じ込められます。
冷蔵や冷凍保存していた食パンでも水分を逃さず焼けるので、中までしっとり。
保存していた食パンは、フライパンでトーストするのがおすすめです。
フライパンを代用するデメリット
フライパンでトーストを作るメリットはたくさんありますが、デメリットもゼロではありません。
トースターなら放っておくだけで両面が焼けますが、フライパンで焼くと食パンを裏返さなくては両面焼きはできません。
フライパンはトースターのように上から加熱できないので、オープンサンドに乗せる具材は予め火を通しておく必要があります。
食パンを焼いているフライパンの余った部分で、ベーコンや野菜を焼いてトーストの上に乗せると、具材にもしっかり火が通りますよ。
フライパンでトーストを作ると、フライパン1つでトーストも副菜も同時に作れるので、洗い物が減らせて時短にもなりますね。
トースターがない!フライパンで代用できる人気のトーストレシピ10選まとめ
今回は食パンを焼くときのトースターの代わりになるフライパンを使ったトーストのレシピをご紹介してきました。
トースターがないから食パンを焼けないと諦めている方々もフライパンさえあれば、美味しいトーストが作れます。
フライパンでトーストを作ると、一般的なトースターで焼くよりもしっとりと優しい食感が楽しめます。
トースターを持っていない人やトースターを置く場所が無い人は、フライパンを使って食パンを焼いてみてくださいね。
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