食パンの消費期限切れ3日でも食べられる?保存方法や日持ちの目安も

食パンが安かったので「とりあえず買っておこう」と買って帰ったものの、気が付けば消費期限が3日も過ぎていたなんて経験はないでしょうか?

カビも生えていないし買ってきたときと変化はなさそう・・・でも「消費期限が切れているので食あたりにならないか心配」と言う方へ。

今回は消費期限が3日以上過ぎてしまった食パンは食べられるのか、食パンを日持ちする保存法も併せてご紹介します。

目次

食パンの消費期限切れ3日でも食べられる?

食パンの袋に記載されている「消費期限〇〇年〇月〇日」という表示を確認して購入する人も多いのではないでしょうか?

消費期限はお惣菜やサンドイッチ、肉、魚など、劣化しやすい食品に記載されています。

食パンは、生ものでもなく、総菜パンのように調理されていませんが「賞味期限」ではなく「消費期限」が記載されています。

では消費期限が3日過ぎるた食パンは、食べてはいけないのでしょうか?

結論から言うと、消費期限を3日過ぎていても食べられます。

とはいうものの、一口に消費期限が3日過ぎたといっても開封してしまった食パンと未開封のままの食パンでは劣化の度合いが違います。

例えば牛乳。

牛乳は封を開けてしまうとパックに記載されている消費期限より前でも、腐敗している場合があります。

封を開けていなくても表記されている保存温度より高いと、劣化してしまいます。

食パンも消費期限が3日過ぎても食べられるとはいうものの、保存の方法によってはカビが生えたり、カラカラに乾燥するなど、食べられない場合があります。

消費期限が3日過ぎた食パンを食べるときは、カビが生えていないか状態を確認してから食べましょう。

開封と未開封で日持ちは違う

消費期限が3日過ぎた食パンは食べられるとはいうものの、開封してしまった食パンと未開封のまま消費期限が3日過ぎた食パンでは、劣化の度合いが違います。

封を開けたまま放っておいた食パンは水分が飛んでしまいパサパサに。

食パン本来のしっとりとした柔らかさは失われています。

一方、封を開けずに消費期限が3日過ぎた食パンは風味が多少落ちますが、カビなど見た目に問題がなければそのままでも食べられます。

消費期限を3日過ぎてしまった食パンは食べられますが、開封と未開封で風味は違います。

消費期限と調味期限の違い

食パンに限らず様々な食品に「消費期限」や「賞味期限」が記載されていますよね。

消費期限は食品だけでなく、飲み薬や貼り薬、電池などにも記載されています。

そこで「消費期限」と「賞味期限」の違いをみてみましょう。

消費期限

消費期限は一般的に生ものやお弁当、お惣菜など腐りやすい食品に記載されています。

消費期限にかかれている日付は「この日までは安全に食べられます」「消費期限を過ぎたら食べないほうがいいですよ」という目安。

「1日でも過ぎてしまったら食べてはいけません」と言っているわけではありません。

安全な状態というのは、季節や保存方法とも関係してきます。

消費期限は、記載されている保管温度で未開封の状態での日にちです。

5月~10月なら「30℃で未開封なら美味しく安全に食べられますよ」という意味です。

食パンの袋には消費期限のほかに但し書きとして、季節や温度に合わせた消費期限が記載されています。

5月~10月は30℃、11月~4月は25℃、尚且つ未開封の状態で保存した場合の消費期限になります。

食パンに限らず消費期限は、正しい保存方法を守った上での日付です。

消費期限は食品以外にも薬や電池など、長期保存すると効果や効能が低下する商品にも記載されています。

賞味期限

消費期限は「安全に食べられる期間」ですが、「賞味期限」とは何が違うのでしょうか?

賞味期限は「美味しく食べられる期間」のこと。

カップ麺やインスタント食品といった比較的日持ちのするものに記載されています。

スティックタイプのインスタントコーヒーは「〇年〇月」とだけ記載されているものもあり、消費期限のように「〇年〇月〇日」と日にちまで書かれていない食品もあります。

賞味期限は「美味しく食べられる期間」ですが、安全に食べられる期間はどれくらいになるのでしょうか?

賞味期限の記載がある食品には消費期限は記載されていません。

賞味期限内に食べきるのが理想ですが、安全に食べきる目安は保存できる期間に0.8を掛けた日数が消費期限の目安になります。

賞味期限が30日間なら24日以内が美味しく安全に食べられる期間になります。

だからと言って25日目から急に劣化するわけではありません。

安全係数は目安であり、見た目や匂いで安全を確認しましょう。

消費期限や賞味期限は、未開封で表示通りに保存した場合の目安です。

開封した食パンは、できるだけ早いうちに食べきりましょう。

食パンの保存方法

食パン一斤を買うと一度に食べきれず、残りは保存するという人も多いのではないでしょうか?

袋のまま冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、一枚ずつラップやアルミホイルで包んで保存袋に入れてから冷蔵や冷凍、パン専用の保存袋を使っている人など様々です。

残った食パンを2~3日以内に食べきるなら冷蔵庫へ、数日以内に食べない場合はラップやアルミホイルで包んで保存しておくと、劣化を最小限に抑えることができます。

最近はパン専用の保存袋が人気を集めていますね。

食パンの日持ちの目安は?

食パンを冷凍庫や冷蔵庫で保存していると、消費期限が過ぎても美味しく食べられます。

とはいうものの半年や1年といった長期間保存できるわけではありません。

冷蔵庫で保存する場合は約1週間、冷凍庫で保存する場合は約1カ月を目安に食べきりましょう。

冷蔵庫に入れっぱなしにしておくと、カビが生えたり冷蔵庫の臭いが移ってしまいます。

冷凍庫なら長期間保存できると考えがちですが、食パンに霜がついたり冷凍焼け、冷凍庫の臭いが移ってしまいます。

消費期限が過ぎた食パンでも冷蔵庫や冷凍庫で保存しておくと日持ちはしますが、過信せずできるだけ消費期限内に食べきるようにしましょう。

消費期限切れの食パンの活用法

消費期限が過ぎてしまった食パンでも、3日程度なら美味しく食べられます。

しかし開封したままの食パンはパサパサして美味しく食べられませんよね。

そこで消費期限が切れて硬くなった食パンの活用法をご紹介しましょう。

固くなった食パンの活用法

クルトン
ラスク
オニオングラタンスープ
パンプディング
パン粉にする

密封状態で冷蔵庫や冷凍庫で保存していた食パンは、消費期限が過ぎても朝食やおやつとして食べられますが、硬くなった食パンは、乾燥した状態を活かしてパン粉やクルトン、ラスクに。

柔らかくする場合は、オニオングラタンスープやパンプディングなど、水分を含ませるお料理に活用しましょう。

食パンの消費期限切れ3日でも食べられる?保存方法や日持ちの目安もまとめ

今回は「消費期限が3日過ぎた食パンは食べられるのか」というテーマでお届けしてきました。

封を開けないままでの保存や一枚ずつ保存袋に入れるなど、正しく保存していた食パンなら2~3日消費期限が過ぎても美味しく食べられます。

しかし封を開けた状態で放っておいた食パンは、硬くなったりカビが生えている可能性もあります。

総菜パンや菓子パンと違い、食パンは消費期限が過ぎても大丈夫と過信しがちですが、美味しく安全な状態で食べるには、消費期限を目安に食べきりましょう。

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